ソナチネ

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    昨夜、「木陰の家」を読んだ。
    私が小池真理子さんのファンだということは、取り消す。

    不倫のお話だった。そして父が亡くなる迄の数日の気持ちの振れ方を描いている。
    父が死ぬというのに、自分は不倫相手の彼に連絡出来ない焦燥感でいっぱいになる。
    そして家族との関係。近くても理解出来ないもどかしさや諦念、そしてシコリ。

    わたしも歳をとり、そして多分誰よりも様々な恋愛をし続けているので、
    その文を読んだときに、その人が心から傷ついたり、愛したり、また喜んだりしたりしたかどうかがわかる。

    つまり、人からきいたはなしをうまいことでっち上げて一つの作品にするということだ。
    自分の体験したことも所々おりまぜながら書いてる。まぁ、それが"お話"、
    "小説"なのだからしかたないか!

    恋愛はもっと、グレーなゾーンが多い、割り切れずそして自分が持つ確かな感情に利害関係は一切ない。
    そしてもっとドロドロでぐちゃぐちゃだ。きれいごとを並べ上げようにも、
    理屈で語れない、つまり言葉を選べない。

    家族に関して、そして猫に関しては共感出来た。

    こんなに名指しでいいの?と思うが、いいのだ!

    わたしは嘘偽りのない佐野洋子さんが本当に大好き!比べものにならないほど。しかし作品をほぼ読んでしまった!

    教えてほしい、彼女の代わりになる作家なんているんだろうか?



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